通信No.57 ~今里駅・千日前線⑤⑥出入り口エレベーター設置に関して~
大阪市交通局の見解
自立生活センター・おおさかひがしとしては、城東区から引っ越しをして2年がたち、おおさかひがし通信で、「ここど~なん」で街のあちこちで、過ごしにくい所や不便と感じる所を取材し改善して頂くということをしていますが、今回は、千日前線、今里駅です。
今里駅が出来て約50年が経過しますが、未だに、11番出入り口にEVは設置されていない状況であります。11番出入り口の場所は、今里ロータリーより250m程東に行った所です。自立生活センター・おおさかひがしは、6月14日に大阪市交通局に陳情に行き、今里駅⑤⑥番出入り口にEVが設置されない理由と今後どうすれば設置されるかを聞き取りに行きました。
交通局の見解として、バリアフリー経路改善のためのEV整備について下記とする。
(整備条件)
①地上において現状のエレベーターから150m以上離れておりかつ4車線以上の横断を伴う出入り口であること。
②歩道などに十分な設置スペースがあること。
公共用地であること。(基本用地を買収などはしない)
③大規模な駅改造をしないこと。大型埋設物の移設を伴わないこと。
地下に、下水や電気設備などが埋設されていると移設しない。
この3つの条件をクリアーして、優先順位をつけてから埋設物関係を調査しEV設置に動いていく。
千日前線・今里駅に関しては、①の条件はクリアーしているが、②の条件が問題となり、用地の問題がクリアーすれば、可能性はゼロではない。
用地に関しては、⑤番出入り口の横に、みずほ銀行がありますが、みずほ銀行が無償で土地を貸してくれたり、1番出入り口の横に新しくビルが建設されたりすると、ビル1階に出入り口を設置できるように無償で土地を貸してくれたりと、永久的に無償で土地を貸してもらえれば問題ないとの事である。
今のところ、EV設置の条件は、難しい状況ではあるが、今後も諦めずEV設置に向けて頑張っていきたい。おおさかひがしチームバリアフリーは、まだ始まったばかりです。今後は、用地確保の課題を解消し、区民要望に応えたいと思います。